赤ちゃんのお宮参りの衣装をレンタルするときの選び方や注意点
赤ちゃんの誕生を祝い、そして健やかな成長と長寿を祈る大切な行事といえば「お宮参り」ですよね。
赤ちゃんが生まれてから男の子なら生後31日目、女の子なら生後32日目に行われるのが正式なお宮参りとされていますが、地域によっては生後100日までに行うこともあります。
ママやパパにとっては、お宮参りの衣装をどれにしようか、そして購入したほうが良いのか借りたほうが良いのかと迷われることも多いかと思います。
ただ、購入してしまうと「その後の管理が不安」、「一度しか使わないのに」といったマイナス要素があることから、最近では「お宮参りの祝い着はレンタルする」という方が増えているようです。
今回は、お宮参りの祝い着や産着をレンタルする場合の選び方のポイント、そしてちょっと覚えてきたい注意点などをいくつかご紹介します。
目次
お宮参りの祝い着をレンタルするときの選び方や注意点
せっかくの晴れ舞台だからと「赤ちゃんには着物を着せたい」というママやパパもきっと多いですよね。とはいえ、問題なのが着物を買うには高いコストがかかってしまうということです。
そして、そういったママやパパの悩みを解決してくれる強い味方が「衣装レンタル」というサービスです。
お宮参りを行うときに身にまとう衣装を購入ではなくレンタルすることで、衣装にかかる費用をできるだけ抑えることができます。それに、管理が難しい着物のクリーニングや保管もレンタルなら必要ありません。レンタル着物を取扱うショップによって多種多様な着物が準備されていますし、写真撮影などとセットで申し込めばよりコストを安く抑えられるといったメリットもあります。
以下では、お宮参りで着る祝い着をレンタルするときに覚えておきたい選び方のポイントなどをいくつかまとめています。
○お宮参りの衣装レンタルはどこでする？
ご家庭によってお宮参りにかけられる予算が決まっていますし、とくにこだわりを持ちたいポイントなどもやっぱり違いますよね。
だからこそ祝い着をレンタルするまえには「衣装をどこでレンタルするか」ということも把握したうえで、自分たちに合ったレンタル場所を選択するのがおすすめです。
お宮参りの衣装レンタルができるのは、「①衣装レンタルショップ」や「②写真館や撮影スタジオ」、「③インターネットサイトの着物レンタルショップ」などです。
衣装レンタルショップは、その名のとおりお宮参りなどで着る衣装を専門に貸し出しているお店です。写真館や撮影スタジオの場合は、記念写真の撮影のほか衣装の貸し出しも行っていることがあります。そして、インターネットサイトの着物レンタルショップは、実店舗に足を運ぶことなく掲載された写真などをみて衣装をレンタルするお店のことです。
それぞれのお店に特徴となるメリットやデメリットがあるので、ご自身の希望に最も見合うお店を選んで衣装をレンタルするのがおすすめです。
○実物をみたほうがより安心！
先ほど、お宮参りの衣装レンタルをする場所の一つとして、インターネットサイトの着物レンタルショップがあることはお伝えしました。
ただ、ここで気を付けていただきたいのが、衣装をレンタルするときに理想と実物の誤差を極力少なくするためには「実物をみたほうがより安心」だということです。
インターネットサイトは、実店舗を持たないことからより安くお宮参りの衣装をレンタルできるという魅力があります。とはいえ、写真でしか衣装を確認することができないことから、どうしても思い描いていた着物と実物のギャップが生じてしまうのです。
○衣装レンタルのほかに含まれるサービスは？
お宮参りで赤ちゃんに着せる衣装をレンタルする場合には、衣装だけを借りる場合もあれば、衣装レンタルのほかにもサービスを追加して利用する場合もあります。
たとえば、写真館や撮影スタジオの基本サービスといえば「写真を撮影すること」です。そのため、写真撮影が基本になって、衣装サービスは別にオプションサービスとして追加するのが一般的です。お店によっては撮影代やフォトブック作成代、データ作成代のほか、衣装レンタル代が総額の費用に含まれていることもあります。
衣装レンタルだけだと、自分たちで赤ちゃんに祝い着を着せなくちゃいけなかったり、記念写真を撮影するための予約も別途しなくちゃいけなかったりと色々と手間がかかります。
それぞれのサービスを別で依頼するよりも、セットプランで利用したほうがコストを安く抑えられることも多いので、できれば衣装レンタルとほかのサービスがセットになっている業者を探してみるのもおすすめです。
○お宮参りとする神社との距離は？
赤ちゃんの祝い着をレンタルするときには、もちろん着物の種類が豊富であることや料金相場などが気になります。それと同時に忘れたくないのが、「お宮参りする神社とレンタルショップとの距離」です。
生後30日過ぎでまだ体調が安定していない赤ちゃんと、産後を終えて本調子ではないママの体調を考えると、できるだけ身体に負担になることが避けたいものです。そこで覚えておきたいのが、衣装をレンタルするお店とお宮参りをする神社の距離は近ければ近いほど良いということです。
自宅からの移動では、赤ちゃんの負担にならないように動きやすい服装をしておきます。レンタルショップで事前に予約をしていた祝い着を着つけてもらい、すぐ近くの神社に参拝することができます。神社から近いショップであれば、参拝後は衣装を着たまますぐに写真撮影もできるので尚更ポイント高です。
まとめ
新米ママやパパが悩みそうな「お宮参りの衣装選び」ですが、あまり予算をかけられないといった時には赤ちゃんの祝い着をお店でレンタルするのもおすすめです。
祝い着などの衣装レンタルができる場所は、衣装レンタルのほか写真館や撮影スタジオなどいろいろあります。より安く衣装をレンタルしたい場合には、インターネットから注文ができるショップにお願いするなど色々と工夫することができます。
赤ちゃんの初めての晴れ舞台であるお宮参りを成功させるためには、何をするにも後悔をしないようにしっかり準備を進めることが大切です。失敗を未然に防ぐために覚えておきたいことなどもあるので、今回ご紹介したようなポイントや注意点などをできれば覚えておくとより安心です。