お宮参りBIZ

本番になって焦らないために!お宮参り当日の主な流れや注意したいことをご紹介します

新米ママさんや新米パパさんがこれまで以上に想いを込めて準備を進めるのが、赤ちゃんのために行う最初の行事、そう「お宮参り」です。

ただ、赤ちゃんにまつわることがどれも初めての経験なので、ママやパパは「お宮参りってそもそも何だろう?」、「お宮参りのために何を準備したら良いのだろう?」、「いつ行うべき?」と何かと心配は増える一方・・・。

だからこそ、いまのうちから本番に備えて「お宮参り当日の流れ」や「注意したいこと」などをしっかりと抑えておきたいですよね。

そこで今回は、はじめてのお宮参りを迎えるママやパパのために、お宮参り当日になって焦らないために抑えておきたいことをいくつかご紹介します。

 

焦らないために抑えておきたいお宮参り当日の流れとは?

赤ちゃんのママ、パパにとって「子どものためのイベントはお宮参りが初めて」という方がほとんどなので、何から手をつけたら良いのかと混乱してしまいそうです。

初めてづくしのことで何から始めたら良いかと悩んでしまいそうですが、「お宮参り当日の流れ」をある程度把握しておけば、より落ち着いて物事を進めることができるはずです。

 

お宮参り当日のスケジュール!!

ここでは、お宮参りを迎えるにあたり知っておきたい当日の主なスケジュールについてご紹介します。

お宮参りは、赤ちゃんの生まれた場所のその土地を守る産土神の祀られた神社や、引越し先や暮らしている場所を守る氏神が祀られた神社、さらには先祖代々お参りする場所が決まっている場合はその神社など、ご家庭によって参拝する神社はそれぞれです。

ただ、参拝だけでなくご祈祷をしてもらう場合には、必ず事前に神社に問い合わせをして予約をしておかなければなりません。

 

《身支度を済ませる》

事前に予約をしていたお宮参り当日の朝は、神社に出発する前に大人は衣装に着替えて「身支度」を済ませておきましょう。

ただ赤ちゃんは、移動中に食べたものを吐き戻してしまうといったこともあり得るので、できれば自宅を出発する直前に着替えをさせるのがベストです。また、和装の場合は白羽二重の着物(内着)を、洋装の場合はベビードレスを着ますが、祝い着と呼ばれる掛け着に関しては神社でご祈祷を受けるまえに赤ちゃんに掛ければ大丈夫です。

普段とは違った行動が多くなるので、できるだけ赤ちゃんの身体に負担をかけないような工夫が必要です。あと、汚れやすいスタイは2枚以上あると交換できるのでとても便利ですよ。

 

《神社へ出発》

全員の身支度が完了したら早速「神社へ出発」しましょう!

歩きではなく車や電車で現地に向かう場合には、予約時間に間に合うように出来るだけ早めに自宅を出発するようにしましょう。移動中も赤ちゃんの身体に負担がかからないように、できるだけ軽めの格好で移動して掛け着と呼ばれる祝い着も神社でご祈祷を受ける直前に羽織らせましょう。

 

《神社に到着!受付けをしよう》

ご祈祷を受ける神社に到着したら、その場で「受付け」を済ませます。

神社へ事前に予約をしているので受付けをするときにご祈祷料を納めます。当日になって焦ることがないように、ご祈祷料も事前にきちんと準備しておくようにしましょう。

ご祈祷料の相場は5千円~1万円ほどとされていますが、どのくらい納めたら良いか分からないときには神社に予約をするときに事前に確認しておくと良いでしょう。ご祈祷料を入れる祝儀袋(紅白蝶結びの水引)も種類が決まっているので、マナーを守ってきちんと準備しておきます。

神社への受付けが完了したら、その後はご祈祷時間になるまで指定された場所で待ちます。ご祈祷を受けるまえに赤ちゃんに祝い着を羽織らせるのをお忘れなく!

 

《ご祈祷》

ご祈祷は20分~30分ほどで行われますが、神社によってご祈祷の作法が異なるため、慌てることなく神職さんの指示をよく聞いて行動すれば大丈夫です。

場合によっては、赤ちゃんの両親も何らかのことをするケースもありますが、その場合も説明を受けますのでその通りに動けば問題ありません。

もし、ご祈祷の作法が心配だと思われるときには、こちらもまたご祈祷を予約する前に事前に神社に確認をしておくと安心ですね。

 

《神社で写真撮影》

神社へのお宮参りのあとは、そのまま「神社で写真撮影」をするのが一般的なようです。

自分たちだけで写真を撮るのも良いのですが、事前にプロのカメラマンを予約して出張撮影をしてもらうとより綺麗な記念写真が撮れるのでおすすめです。

過ごしやすい気候の時期であれば、神社で自然の光を浴びながら撮影するのも問題なさそうです。ただ、夏や冬といった暑くて寒い時期には、屋外での撮影は赤ちゃんの身体にも負担になるのでできれば事前に予約していた撮影スタジオで撮影したほうが良いケースもあります。

また、神社によっては同じ敷地内に写真スタジオや食事処が併設されていることもあるので、そういった時には同じ場所で一度にすべてを完了できるのでおすすめです。

 

《家族みんなで会食》

神社へのお宮参りをしたあとは、写真撮影をする家族が多いのですが、その前後どちらかに「家族みんなで会食」をするのも一般的な流れです。

赤ちゃんのママ、パパの両親をお宮参りに招いているときには、みんなで料亭やレストランなどで食事をします。午前中にお宮参りをして、昼食のときに食事会をするケースが多いようです。

また、神社から実家が近いようなときには、自宅で料理を振る舞ったり、料理を持ち寄ったりして簡単な食事会をすることも多いようですよ。これもまた地域の風習によって異なるようなので、お宮参り後の食事会について分からなければ両親や義両親に確認してみることをおすすめします。

お宮参りは家族や親せき、そのほか近隣にお住まいの方々へ赤ちゃんをお披露目するという意味も持っているので、地域によってはお宮参り後に「挨拶回りに行く」という場合もあるそうです。

 

お宮参りのスケジュールや計画は両親や義両親にも相談!

赤ちゃんのためのお宮参りを成功させるためには、とにかく事前に準備できるものはしっかり揃えて、準備万端で当日に挑むのがおすすめです。

そして、お宮参りの準備を進めるにあたってぜひおすすめしたいのが「両親や義両親にも相談」するということです。

赤ちゃんのおばあちゃん、おじいちゃんにあたる両親や義両親も「お宮参りの日を心待ちにしている」ことから、自分たちだけで計画を進めるのではなく、タイミングを見計らってお宮参りについて相談してみるのがおすすめです。

昔のお宮参りでは、赤ちゃんの母方の祖父母がお宮参りで羽織る祝い着に父方の家紋を入れて準備することが一般的でした。そのため、このような風習が現代にも残る地域では、おばちゃんやおじいちゃんが「お宮参りの衣装をプレゼントしたい」と思っているかもしれないので、さり気なくお宮参りに関することを話しておいたほうが良いでしょう。

また、お宮参りをする神社選びに関しては、「先祖代々参拝している神社が決まっている」とい家庭もあるため、習わしの通りにお宮参りをしたいという場合にはこれまた事前に両親や義両親に確認しておくと安心です。

ただ、お宮参りの日取りに関しては、同列者が多いほど話し合いが複雑になってトラブルを起こしかねません。そのため、トラブルに発展しそうであれば、赤ちゃんのママとパパで事前に日取りを決めて、後から両親や義両親に報告したほうがいいかもしれません。

 

 


まとめ

今回は、お宮参り当日に焦ることがないように知っておきたい「当日の流れ」について一挙ご紹介してきました。

神社へご祈祷を受けるのが初めてだという方も多いですが、心配なときには事前に神社に確認しておく、両親や義両親に相談して不安を解消しておくということも大切です。

備えあれば憂いなしということわざがありますが、お宮参りを成功させるためにも事前に準備しておくこと、そして注意しておきたいことなどを抑えておけば当日になって焦って失敗することも防げますし、落ち着いてお宮参りを行うことができるはずです。