マナー違反にならないように！家族の服装選びで気を付けたいこと

omiya-mairi

7年前

赤ちゃんの生まれて初めてのメインイベントであるお宮参りでは、マナー違反にならないように気を付けて「家族の服装選び」をすることが大切です。

一生に一度の赤ちゃんの晴れ舞台で、「家族の服装が原因で失敗してしまった・・・ということがないように、こちらの記事では「家族の服装選びで気を付けたいこと」をいくつかご紹介します。

《家族編》お宮参りに着ていく服装を選ぶときに気を付けたいこと

赤ちゃんがお宮参りで着る衣装選びはもちろんママやパパにとっても大切なことですが、それと同時に注意したいのがお宮参りのときに一緒に同列する「家族の服装」の選び方です。

家族の服装を選ぶときに確実に覚えておきたいのが、「家族みんなの統一感」を大事にするということです。

お宮参りの主人公は何といっても赤ちゃんです。赤ちゃんがメインであるのに、ほかの家族が目立つ服装を着てしまうのはNGです。

以下では、お宮参りをするときに気を付けたい家族の服装選びに関する基本についてご紹介します。

お宮参りの服装選びをするときに絶対にしてはいけないこと、それが「赤ちゃんより目立つ服装を選んでしまう」ということです。

それは赤ちゃんのママやパパであってもそうですし、同列者であるおばあちゃんやおじいちゃんも同じです。服装を選ぶときには目立ち過ぎる色合いは避け、シンプルでよりフォーマルな礼装を選ぶのが一番です。

そして、一人だけが目立ってしまうことは絶対に避けて、家族全員がまとまりのある服装を選ぶということも非常に大事なポイントだといえます。

ずっと昔の時代のお宮参りでは、基本的に赤ちゃんをはじめ家族全員が正装である「着物」を身にまとうのが慣習でした。

とはいえ、時代の変化とともに普段の生活から洋装を着る人が増えたこともあり、お宮参りの衣装も和装だけでなく洋装を着るということが一般化しています。

赤ちゃんのママやパパも、ワンピースやスーツを着ていくケースが増えたこともあり、これまで以上にラフでよりカジュアルな服装を選ぶことが多くなりました。これまでは礼装用の黒のスーツを着てお宮参りにいきましたが、最近ではちょっとオシャレに模様がついたカジュアルな服装を選ぶパパも増えています。

ただし、ここで気を付けたいのが「カジュアル過ぎる服装」は選ばないということです。

赤ちゃんが正装である祝い着を着ているのに対し、大人がカジュアル過ぎる服装ではまとまりがないですし、神社という神聖な場所にふさわしくない服装ともいえるからです。

カジュアル過ぎる服装とも似ていますが、神社はとても神聖な場所であるため「露出が多い服装」は避けたほうが良いでしょう。

とくに、赤ちゃんのママはブラウスやスカートを身にまとう機会が多いですが、胸元が大きく開いている、丈が極端に短いといった格好はお宮参りではふさわしくない格好であるとされています。

スカートを履くときには短過ぎない丈を選ぶ、ストッキングを履くといったようにお宮参りマナーをきちんと守った服装を心がけることが大切です。

お宮参りで赤ちゃんのパパやおじいちゃんは礼装や暗めのビジネススーツを着ますが、そのときに気を付けたいのがネクタイの色です。

絶対に選んでいけないネクタイの色はみなさんのご想像通り「黒」です。黒のネクタイは弔事で身につける色であるため、祝い事であるお宮参りには適していませんので注意が必要です。

お宮参りコーディネートでは、足元もしっかりおしゃれに決めたいところですが、「ヒールの高い靴」を選ぶと歩きづらくなったり、点灯する恐れがあったりと危険なので、できればヒールが高過ぎない靴を選んだほうがいいでしょう。

とくに、赤ちゃんを抱っこする確率が高いママやおばあちゃんは、安全面を考慮して歩きやすく疲れにくい靴を選ぶのがベストです。

全体的にみて全員がまとまりのある色合いの服装を選ぶことはもちろん大切なことですが、それと同時に「家族全員で格式を揃える」こともとても大事なことです。

たとえば、赤ちゃんのママが正装を着ているのに対し、赤ちゃんのパパは礼装用以外のビジネススーツを着るのはNGです。ママが正装であれば、パパは礼装用のブラックフォーマルのスーツを選ぶのが正しい服装の選び方です。

まとめ

今回は、赤ちゃんの衣装のほかにもよく考えたい「家族の服装選び」についてご紹介しました。

お宮参りの主人公は赤ちゃんなので、そのほかの人が赤ちゃん以上に目立つ格好をしていてはいけませんし、その時々の状況に合わせて必要な服装を選ぶことがとても大事なことだといえます。

知らないうちにお宮参りマナー違反になってしまわないように、赤ちゃんの衣装選びに限らず家族の服装も十分気を付けて選ぶようにしましょう。