子どもが生まれると、これから何度も写真館や撮影スタジオで写真撮影をする機会があります。
そして、赤ちゃんが初めて迎える祝い事といえば「お宮参り」ですが、美しい祝い着を羽織った晴れの舞台を最高の思い出として写真に残すことができれば一番嬉しいことです。
今回は、新米ママやパパにとっても初めてのお宮参りにおける写真撮影に関して、写真を撮るときのコツや注意点についていくつか紹介します。
目次
赤ちゃんのお宮参り写真を撮るときのコツや注意したいこと
お宮参りをした神社で記念写真を撮影することもあれば、写真館や撮影スタジオで撮影をするということがあるでしょう。
一生に一度の貴重な機会を最高の思い出として写真に残すためには、写真を綺麗に撮るコツや注意点、そして撮影場所を選ぶときのポイントなどを抑えておくのがおすすめです。
最高の一枚を残すための写真撮影のコツ
赤ちゃんの写真を撮影するときには撮影時に赤ちゃんが泣きだしてしまったり、動いてしまい上手くポーズが決まらなかったりということがあります。
そのため、以下でご紹介するようなポイントを抑えておくだけでもより簡単に写真を撮影できるようになりますし、一生の記念に残る一枚を撮影できるはずです。
コツ(1)撮影前には授乳を済ませておくと安心
赤ちゃんが泣きだしてしまう理由は必ずありますが、とくにお腹が空いている状態で写真撮影に入ってしまうと途中で泣き出して撮影が中断してしまうこともあるので注意が必要です。
とはいえ、授乳を済ませてお腹がいっぱいになった赤ちゃんは眠くなってしまうこともあるので、赤ちゃんの睡眠の感覚やタイミングなどを考えながら授乳の時間を調節するのがベストです。
コツ(2)天候に左右されないように室内撮影をチョイス
自然の光を浴びて撮影するためには、お宮参りで訪れた神社にカメラマンさんを呼んで撮影してもらったほうが良いのですが、お宮参り当日の天候によっては写真撮影に適さない場合もあるので注意が必要です。
たとえば、暑さや寒さが厳しい夏場や冬場は、天候によっては赤ちゃんの身体に負担がかかり、いざ写真撮影といったときに赤ちゃんがぐずり始めてしまった・・・ということも少なくありません。
そのため、お宮参りの時期が夏や冬といったときには、できれば屋外での写真撮影は短時間に抑えて、改まった撮影に関しては写真館や撮影スタジオを選ぶのがおすすめです。
コツ(3)赤ちゃんの好きなおもちゃを持っていく
赤ちゃんのお宮参り写真を撮影では、赤ちゃんの目線をカメラレンズに向けるのが難しいので、赤ちゃんの好きなおもちゃや興味が湧きそうなアイテムを持参すると写真写りがよくなります。
写真館や撮影スタジオには、赤ちゃんの興味をそそる音のでるおもちゃなども多いですが、普段から使っているおもちゃを持参したほうがより赤ちゃんの目線をカメラに向けやすくなるはずです。
写真館や撮影スタジオを選ぶときのポイント
お宮参りのときに自分たちで写真を撮るだけでなく、写真館や撮影スタジオにお願いして記念写真を撮るというご家庭が多いようです。
以下では、これからお宮参りの写真を撮影しようと思っているママやパパ向けに、「写真館や撮影スタジオを選ぶときのポイント」についてご紹介します。
○レンタル衣装の多さで選ぶ
写真館や撮影スタジオでお宮参りの記念写真を撮影するときには、衣装もいっしょにレンタルする方も多そうです。
そういったときには、「レンタル衣装の多さ」で判断して写真館や撮影スタジオを選ぶのがおすすめです。衣装が少ない写真家や撮影スタジオを選んでしまうと、知り合いや友人の子どもといっしょの衣装になってしまう可能性もありますし、何より自分が選びたい衣装にはすでに選択がいたというケースもあるからです。
○実際に衣装を見せてもらいセンスの良さで選ぶ
お宮参りで赤ちゃんが着る衣装は、和装だけでなく洋装なども充実しています。
どの写真館や撮影スタジオに依頼して写真を撮ってもらおうか検討するときには、実際にお店の「衣装をみせてもらいセンスの良し悪し」で選ぶのも良いかもしれません。
衣装が多いうえに、かわいい、かっこいいと思う衣装がたくさんあればそれだけでも選ぶ動機になりそうですし、そういった写真館でこれまでに撮った写真を見せてもらいイメージを膨らませるのもおすすめです。
○神社や自宅から近いところを選ぶ
衣装を重視して撮影場所を選ぶご家庭が多いようですが、なかには「とにかく神社や自宅から近いところ」ということをポイントに写真館や撮影スタジオを選ぶ方もいます。
生後1か月過ぎの赤ちゃんや産後間もないママの身体を考慮すると、あまり遠い撮影場所だと負担がかかります。そのため、前撮りや後撮りであれば自宅から近い写真館、お宮参りの後に撮影するのであれば神社から近い写真館といったように「立地」や「アクセス」の良さを一番に考えて撮影場所を選ぶとより効果的です。
○サービス内容にこだわって選ぶ
日本全国にお宮参りの写真撮影に対応している写真館や撮影スタジオがあります。衣装の豊富さやアクセスの良し悪しで撮影場所を選ぶのもおすすめですが、なかには「サービス内容にこだわって選ぶ」のもポイントの一つです。
たとえば、お宮参りの写真を撮るときにとくにこだわりたいポイントの中に、「スタッフが赤ちゃんの対応に慣れている」、「割引サービスが豊富」、「経験豊富なカメラマンに撮影してもらえる」、「写真の仕上がりが良い」、「たくさんのカット数を撮影してくれる」などがあります。
サービス内容はショップによって異なるため、正式に依頼をするまえに相談や問い合わせをしながら撮影場所選びをするのがおすすめです。
お宮参り写真を撮るときに注意したいこと
初めての赤ちゃんの晴れ舞台であるお宮参りでは、神社への参拝後や違った日取りで記念写真を撮るということがあります。
そこで、後悔のないお宮参り写真を撮るために覚えておきたい注意点をいくつかご紹介します。
<注意>ご祈祷中は写真撮影が不可な場合も・・・
お宮参りを行うときには写真館や撮影スタジオで写真を撮るほかにも、自分たちのカメラや携帯電話のカメラ機能で写真を撮ることがあります。
そのような時に少し気を付けたいのが、「ご祈祷中は写真撮影が不可な場合がある」ということです。ご祈祷を受けている最中に写真を撮れるか否かは神社によっても異なるので、事前によく確認しておくようにしましょう。
<注意>授乳やおむつ替えのタイミング・・・
赤ちゃんのお宮参り写真の撮影で注意したいことの一つに、「授乳やおむつ替えのタイミング」があります。
撮影スタジオや神社での撮影を行う際には、途中で赤ちゃんが泣きだしてしまうことがあります。撮影中に授乳やおむつ替えを頻繁に行うとそれだけ撮影時間が述べてしまいますし、赤ちゃんが飽きてぐずってしまうこともあるので気をつけましょう。
そのため、お宮参りをするときには事前に授乳やおむつ替えをしておくことはもちろん、途中に休憩時間を入れるなどの工夫をしてスムーズに撮影ができるようにするのがおすすめです。
<注意>無理は絶対に禁物!
写真館や撮影スタジオには、事前に日取りを決めて写真撮影の予約を取りますが、主人公は何と言ってもまだ小さな赤ちゃんです。当日になって風邪を引いてしまい、調子が悪いといったケースも少なくありません。そのため、予約していたからと無理に撮影をする必要はありませんし、赤ちゃんの体調によっては撮影をキャンセルして別の日に変更してもらうようにします。
赤ちゃんのコンディションは変わりやすいので、予約をするまえに体調不良などによる予約変更やキャンセルに関しての約束事を写真館に確認しておくと安心です。
まとめ
今回は、お宮参りをする赤ちゃんの写真撮影をするときに覚えておきたい「写真を撮るときのコツや注意点」、「撮影場所の選び方のポイント」などについてご紹介しました。
大人とは違ってまだ小さな赤ちゃんの写真撮影は普段よりも難しいですし、何よりも赤ちゃんの体調をみながらの撮影になるので色々と工夫が必要です。ただ、こういった写真撮影のコツやポイント、注意点などを抑えているだけでも、お宮参り写真の仕上がりの失敗や後悔はある程度防げるはずです。