赤ちゃんおための大事な祝い事であるお宮参り。赤ちゃんのママやパパはお宮参り当日を迎えるまでに色々なことを考えて、そして準備を進めていきます。赤ちゃんのおじいちゃんおばあちゃんもママやパパと同じように赤ちゃんのお宮参りの時期を心待ちにして、できる限りの範囲で色々なサポートをしたいと思いますよね。
そして、ここで忘れてはならない存在がいます!
そう、それが今回の記事をぜひ読んでいただき「赤ちゃんのおじさんやおばさん」にあたる方たちです。
ご自身の兄弟や姉妹に待望の赤ちゃんが誕生して、生後1か月ほどで迎えるお宮参りですが、その時におじさんやおばさんは「お宮参りのためのお祝いをどうしたら良いのか」と悩まれるはずです。
お宮参りには人数が多くなってしまうことを避けるためにも、ママやパパの兄弟や姉妹は出席しないのが基本です。とはいえ、やっぱり自分の甥や姪にあたる赤ちゃんのお宮参りには「何かしてあげたい」と思うのがおじさんおばさん心ですよね。
そこで今回は、赤ちゃんのおじさんやおばさんにあたる方が自分の兄弟や姉妹に渡す「お祝いの相場」や「お祝い金を包むときの作法」などについてご紹介します。
目次
兄弟に渡すお宮参りのお祝い金についておきたいこと
お宮参りを行うにあたり、赤ちゃんのママやパパは計画的に準備を重ねます。
とはいえ、赤ちゃんのおじさんやおばさんにあたる方にとっても、「お宮参りのお祝い金をどうしたら良いか」と疑問に思っている方が多いのではないでしょうか。
以下では、兄弟や姉妹に渡すお宮参りのお祝い金について、確実に知っておきたい基礎知識についてまとめています。
お宮参りのお祝いとは?
まずは初めてに、お宮参りにおける「お祝い」についてご紹介します。
お祝いは、お宮参りを迎える赤ちゃんを祝うためにお金やご祝儀をあげることをいいます。お宮参りのお祝いでは、お金をあげる場合もあれば、衣装をプレゼントしたり、ご祈祷料や食事代をお祝いとしてあげたりと色々です。
また、基本的にお宮参りにあたってのお祝いは基本的には家族や親せき、それとごく親しい友人だけで行われるのが一般的です。
ただし、赤ちゃんが生まれたときにすでに出産祝いを贈っているときには、必ずしもお宮参りのお祝いは贈らなくても良いようです。
お祝い金を包むときの作法について
お宮参りには、基本的に赤ちゃんとママやパパ、そしてママ方とパパ方両方のおじいちゃんとおばあちゃんが出席することが多くなります。それでも、赤ちゃんのおじさんやおばさんは、できることなら甥っ子や姪っ子の晴れの日を祝福したいと思われますよね。
そういった時には、お祝いしたいという気持ちを込めて、きちんとしたお祝い金をご祝儀袋に包んだうえで赤ちゃんの両親、ご自身の兄弟や姉妹にお祝いを渡すのがおすすめです。
以下では、お宮参りを迎える赤ちゃんのお祝いとしてお祝い金を贈るときの作法についてご紹介します。
・ご祝儀袋を準備してお金を包む
お宮参りのお祝いでお祝い金を贈るときには、「ご祝儀袋」を準備しましょう。
ご祝儀袋の水引は、紅白の蝶結び、そしてのし付きの熨斗袋(のしぶくろ)を用います。表書きには「御祝」と書くのが一般的ですが、そのほかにも「祝御宮参」や「祝初宮参」といったように書きます。そして、表書きの下には贈り主の氏名を書きます。
・お宮参りのお祝い金の相場は?
兄弟に渡すお祝い金の金額に決まりはありませんが、基本的には「5千円~1万円ほど」が相場とされています。
あまりにもお祝い金が高額だと、受け取った赤ちゃんの両親が困ってしまうので、その点も考えたうえでこれ位の相場のなかでお祝い金の額を決めたほうが良いでしょう。
お祝い金でなければプレゼントを贈るのもOK
おじさんやおばさんから赤ちゃんのお宮参りのお祝いを贈るときには、必ずしもお金でなくても大丈夫です。
たとえば、赤ちゃんが着られそうな可愛い洋服やおもちゃ、それにベビー用品などをお祝いとしてプレゼントすると大変喜ばれます。最近では、洋服やスタイ(よだれかけ)に赤ちゃんの名前を刺繍できるサービスなども人気があります。
赤ちゃんのママやパパは「お返し」が必要?
お祝い金をもらった赤ちゃんのママやパパは、お祝いを贈ってくれた相手に何かしらの「お返しが必要なのでは?」と考えるのではないでしょうか。
ただ、お祝いに対するお返しは全て気持ちの面が強いため、たとえば食事会に招待することも一つですし、お宮参りで撮影した写真を添えたメッセージやお菓子を準備してお返しにするなど、気持ちが伝わるものを選ぶのがおすすめです。
まとめ
赤ちゃんにとって人生で一度きりのお宮参りですので、絶対に失敗や後悔はしたくないですよね。こういった想いは赤ちゃんのママやパパ、おばあちゃん、おじいちゃんだけに限りません。
今回ご紹介したように、赤ちゃんの伯父や叔母にあたる方々も同じように家族の一員として赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を祈っているのです。そういったお祝いの気持ちを伝えるためにも、こちらで取り上げた「お祝い」はとても大事な作法です。
必ずしもお金を贈る必要はないですし、場合によっては赤ちゃんのママやパパが喜びそうなものをプレゼントするのもおすすめです。