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【神社選びの基本】お宮参りの神社って、必ず生まれた土地の「産土神」でないといけないの?

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はじめて赤ちゃんのための祝い事である「お宮参り」を行うときにママパパが気になることの一つに、「お宮参りの神社はどこでしたらいい?」ということがありますよね。

お宮参りのことを調べていると、「赤ちゃんが生まれた場所にある神社でお宮参りをするのが正式・・・」といった内容の記事を目にすることがあるので、生まれたあとに引越しをしたファミリーにとってはお宮参りのためにまた大移動をしなくてはならないのかと不安になってしまいます。

ただ、結論から言ってしまうと、「必ずしも産まれた土地の産土神の神社でなくてもいい」ということがいえます。

そこで今回は、新米ママパパが気になりそうな「お宮参りを行うための神社選び」についてご紹介します。

 

お宮参りの神社選びをするときの選択肢について

お宮参りは赤ちゃんの誕生を報告すること、そして健やかな成長を祈るために行われる大切な行事です。

そして、そのお宮参りを行うまえに案外悩む方が多いのが、お宮参りをする「神社の選び方」についてです。

 

お宮参りができる神社はたくさんある!

赤ちゃんのための祝い事であるお宮参りを行うことができる神社は、思いのほかたくさんあります。

以下は、その中でもお宮参りを行う神社の選択肢に含まれることの多い神社の種類をいくつか紹介します。

 

○赤ちゃんが生まれた土地を守る「産土神」

お宮参りができる神社の一つ目が、「産土神(うぶすながみ)」です。

その名のとおり、赤ちゃんが生まれた土地を守っている神のことを指します。産まれた土地は一人の人間に対して一箇所しかないため、生涯その人の産土神は変わることはありません。

昔は、産まれた土地に一生住み続けることが一般的であったため、産土神にお宮参りに行くのが通例でしたが、現在では赤ちゃんが生まれた場所から引越しをして別の場所で暮らすことも多くなったことから、必ずしも産土神のある神社にお宮参りに行ける人だけではなくなっています。

 

○引越しをした先の土地を守る「氏神」

お宮参りをする時期には、すでに赤ちゃんが生まれた土地から引越しをして違う土地に暮らしているご家族も多くなったことから、必ずしも産土神が祀られた神社にお宮参りができるとは限りません。

そのため、場合によっては「氏神」が祀られた神社にお宮参りを行うという場合があります。

氏神は、特定のその地域に守る神のことを指します。産土神のいる神社から離れて暮らしている場合には、暮らしているその場所を守る神が祀られた神社にお宮参りにいきます。

その特定の地域に暮らす人のことは氏子と呼びますが、お宮参りでは産まれた赤ちゃんを新しい氏子として報告し氏神から祝福を受けるようになります。

 

○先祖代々でお参りする神社が決まっている!?

ご家庭によっては、先祖代々決まった神社にお宮参りを行っているケースもあるので、そういった場合には事前に赤ちゃんの母方や父方の実家に直接聞いてみるのがおすすめです。

お宮参りの昔ながらの習わしでいうと、基本的には生後1か月過ぎにお宮参りを行うのが一般的とされていますが、必ずしもその時期に限らなければならない訳でもないので実家に帰郷するタイミングでお宮参りを行うのも一つです。

地域によっては、お宮参りが生後100日前後といったように日時の違いがあったりもするので、場合によっていつどのタイミングでお宮参りをしたら良いかということをよく話し合いをするなど、家族全員で打ち合わせをしておくようにします。

 

 

赤ちゃんのお宮参りをする神社の選び方!

冒頭で、赤ちゃんのお宮参りを行う神社は必ずしも生まれた土地の産土神でなくても良いという話をしましたが、それではお宮参りを行う神社はどのように選んだら良いのでしょうか。

 

選び方(1)住まいを変えないなら産土神の祀られた神社

赤ちゃんのお宮参りを行うときの神社として、生まれた場所から引越しをしないという場合には「産土神の祀られた神社」へお宮参りを行うことができます。

市役所などに確認すると産土神の祀られた神社があるかどうかを調べてもらえますし、家族や親戚などが近くに暮らしているときにも尋ねればすぐに教えてくれるはずです。

 

選び方(2)暮らしている場所の氏神の祀られた神社

もう一つの選択肢として、生まれた場所ではなく「赤ちゃんが暮らしている場所」にある氏神の祀られた神社にお宮参りにいくという方法があります。

暮らしいる家と近場のところに神社がある場合が多いので、基本的に長距離の移動による身体への負担を大きく軽減できます。生後数カ月の赤ちゃんや、出産を終えて間もないママの身体のことを考えると、移動距離が短い神社を選びお宮参りを行うことも一つです。

 

選び方(3)家族や親族にまつわる神社を選ぶ

先祖代々続く決められた神社がある場合もあるため、そういった時に家族や親せきによく確かめたうえでお宮参りの神社を選ぶのがおすすめです。

その場所が、暮らしている場所や赤ちゃんが生まれた場所から近い場合もあれば、少し離れた場所に神社がある場合もあるので、そういった時には決して無理をすることなく、状況や身体のコンディションなどを見ながら、里帰りなどの機会を使ってお宮参りを行うようにすると良いでしょう。

 

 


まとめ

どの神社へお宮参りをするかということは、赤ちゃんのママパパにとっては意外と悩みそうなポイントです。

そのため、お宮参りで参拝できる神社に関してよく知ることが大事ですし、それと同時に自分たちはどこの神社にお宮参りをしたら良いかをよく判断する必要があります。お宮参りのための神社選びが難しいというときには、先人である自分たちの親に確認をして神社選びを手伝ってもらうのも一つです。

生まれた土地の神社や暮らしている神社、そして先祖代々伝わる神社など選び方は多様に広がるので、自分たちに合った神社選びができるようにいろいろと検討していきましょう。

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